理究の哲学(エンジン)

第二章 自分ノ学

第七項 虹色人生設計と自分史記録

― 第4段階(緑) 37歳から48歳 開花期 ―

【特徴と現象】

第2段階で学習をし、第3段階で行動をしました。第4段階ではその結果がでます。花を咲かせる時期です。
仕事第一・仲間から信頼を得る・仕事に夢中、品質に対する飽くなき戦い・部下に対する、仲間に対する責任感・子育てと家庭作り

【解説と雑話】

第4段階は、人生の折り返し地点ですから「よ~し!これからだ!」という気合いも相当なもの。植物の葉緑体が、太陽光線を浴びて、どんどん光合成をして成長していくイメージです。この期間で仕事上での実力をつけることが第一優先です。ここで不運に遭遇したり、手を抜いた仕事をしていると、次のステージではハンディキャップを負うことになります。
最愛の妻、子どもにも恵まれた人生は、何物にも代え難いものです。
家族をしっかり守っていく、養っていく、幸せにしていく、という使命感で一杯になる時期です。子どもを作るかどうか、悩む夫婦も最近は増えているようです。
一方で、子どもが欲しくても授からない夫婦もいます。妊娠活動で、肉体的にも精神的にも、経済的にも負担を強いられていると聞きます。
人生何がベストかは人それぞれです。考え方にも影響されるでしょう。
私達の場合は、子どもがどうしても欲しい、という共通の意思がありました。授かった子ども達を、普通の夫婦と同じように大事に育てました。夫婦で考え、話し合い、協力して子育てをしてきました。子ども達が幼い頃は、会社も拡大時期で多忙が続き、朝9時~夜12時過ぎまで働いていました。春・夏・冬は稼ぎ時です。仕事が面白いのです。休みは、週1回。
妻にはかなり負担をかけました。有難かったことは、私が家にいる時に、安らぎを感じる環境を整えてくれたことです。具体的には、不平不満や愚痴を言わない。栄養を考えた食事。いつも明るく接してくれたことでしょうか。何より子ども達を大事に、愛情深く育ててくれました。感謝しています。
”恋愛と結婚は違う”ということは認識したほうがいいでしょう。結婚は、家庭を築いていくもの。いわば巣作りです。責任重大です。独りよがりの行動はできません。いかに感情をコントロールするのかが重要な課題となるでしょう。”自分を知る””人間を知る”ことがピンチから救ってくれます。
”夫婦仲良く”が巣作りの秘訣です。
仕事も責任重大なポジションになる時期です。独身の人は、人生の折り返しで、今後どう生きていくのか、人生を描きなおす、考えるよい時期です。人生はまだ先があります。気兼ねなく話せるパートナーを探す努力も薦めたいと思います。

固定ページ:
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37

38

39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130