理究の哲学(エンジン)

第七章 仕事ノ学

第四項 変化こそ進化

生き残ることのできる生物の種族は、
最も優れた生態能力をもった種族ではなく、
環境の変化に対応できる種族である。

― ダーウィン「種の起源」 ―


イノベーション(変革)を行う組織は、明日を守るために時間と資源を使わない。
明日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できるのだ。

― ピーター・ドラッカー「マネージメント 基本と原則」(ダイヤモンド社) ―


幼児・教管課で運営管理していたテスト処理業務を発達教育研究会・教材部に移管しました。理由はシンプル。移管したほうが“戦える”からです。
幼児事業部スタッフは、教室現場が主戦場です。どのようにクラス運営をしていくのか、一人ひとりの子どもたちをどのように成長させていくのかに主眼が置かれます。
テスト関連業務は、テスト問題製作、処理・データ分析と考察、学校情報の収集、テスト運営など多岐にわたります。
特に、データ分析は長年の課題でした。もう、待ったなし。専門性が問われる時代です。テスト業務に専念させる新しい部署が必要になりました。
専門部門ができたことにより、今後は、「ことばの学校」商品である“読書診断テスト”や学習塾部門でのテスト業務も徐々に移管していきます。専門部隊を組むことで、新しい企画も期待できます。テスト業務をビジネスレベルで考えられるようになるでしょう。
近い将来「発達教育研究会・テストデータ室」として活躍する日もそう遠くないと考えています。
このように、組織は、戦いやすく、勝ちやすいように変えていけばいいのです。
組織の固定化は、衰退を生んでいきます。衰退化は死を導きます。

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