理究の哲学(エンジン)

第二章 自分ノ学

第七項 虹色人生設計と自分史記録

― 第1段階(赤) 0歳から12歳 乳幼児・少年期 ―

【特徴と現象】

第1段階は、健康が第一優先課題。基本的生活習慣獲得期。
この期の特徴は、何と言っても保護者の完全庇護期であることです。
生まれた場所、両親・兄弟・親戚の名前、近隣の親しかった家族の名前、幼稚園・小学校の先生や友達の名前、エピソード、学びのスタート、なんでも学び期、基礎体力養成期、小学校入学、学習の基礎作り期、ギャング時代、受験勉強、初恋、中学入試、小学校卒業、別離の悲しさ、級友との別れ

【解説と雑話】

第1段階は、自分自身と両親・兄弟の家族関係が、濃密であることがわかります。両親との関係は、第2段階以降、徐々に希薄になっていきます。
青春期になれば、子どもは、学校のクラスや部活や趣味活動が中心舞台になっていくからです。それが正常な発達です。
家庭という世界から仲間の世界に変わるのです。自分が親になると。わが子の関係も同様にこの短い期間だけになることが理解できます。
この時期こそ、親としてわが子に時間を確保する段取り(予定)を組むことを勧めます。サービス業は、土・日曜日が外せない仕事です。忙しい人こそ、場当たり的な行動ではなく、少しだけ”計画的”に動くといいでしょう。子どもが小さいときほど、遠出ではなく近所の公園や運動場や公共の施設などを利用することです。サッカーボールで遊びましょう。絵本もたくさん読んであげましょう。テレビゲームの偏重は避けましょう。身体をできるだけ動かすことを喜びに感じさせるよう仕向けましょう。
平日の休みを有効に使うのも賢いやり方です。学校に縛られることなどありません。「学校を休ませることに罪悪感」を持つことは全く考えることはありません。休む価値のあるsomethingを提供しましょう。子どもはきっと喜ぶでしょう。いい想い出作りにもなります。子どもとのイベントは大事にしたいところ。授業参観、運動会、発表会、学校選択、・・・子どもとの活動は、この時期に集約されます。

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