理究の哲学(エンジン)
第七章 仕事ノ学
第五項 進化し続ける組織でありたい
エントロピーとは「乱雑さ」の尺度で、錆びる、乾く、壊れる、失われる、散らばることと同義語だと考えてよい。
秩序あるものはすべて乱雑さが増大する方向に不可避的に進み、その秩序はやがて失われていく。(中略)すべては磨耗し、酸化し、ミスが蓄積し、やがて障害が起こる。つまり、エントロピーは常に増大する。
生命はそのことを予め織り込み、1つの準備をした。エントロピー増大の法則を先回りして、自らを壊し、そして再構築するという自転車操業的なあり方、つまり「動的平衡」である。
― 『動的平衡』 福岡伸一 ―
幼児・どんちゃか部門商品の見直し・大改訂を2012年に指示しました。
旧来“商品”としての原型は、1984年からスタートしたユニ・チャームさんとの提携作業の中で、出来上がったものです。私が陣頭指揮を執りました。
そして、当時の幹部総動員で、インストラクター・ノート、教材(宿題ノート)、研修システム、テスト、など「商品としての見える化」をしていきました。
基本ができれば、あとは、それを毎年マイナー変更していけばいいのです。
ユニ・チャームさんとの正式契約前の準備プロジェクト期間をいれれば、すでに30年近い年月が経ちます。
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