神奈川新聞 連載コラム

28回 ザ・チャレンジ!(幼児教育編)伝え、楽しむ力って?

  • 2014.4.7

ザ・チャレンジ!〈幼児教育編〉

Q. 伝え、楽しむ力って?
A. まねやできるを重ねよう

幼稚園指導要領(保育所保育指針)にある「言葉」と「表現」を「伝える力」と「楽しめる力」という視点に置き換えます。
「伝える力」は生まれたときから備わっています。乳児は「泣く」ことで相手に要望を伝えますが、言葉を持たない0歳児でも、名前を呼べば「はーい」とばかりに自分の存在を「伝える」ことがあります。
これにはちょっとしたこつがあります。目の前で大人が「はーい!」と楽しそうにお手本を示すのです。大人のまねを何でもしたがる赤ちゃんは「楽しそうなことを自分もしてみよう」と楽しみながら繰り返すうち、自然にできるようになります。
泣くという行為以外の「伝える力」を手に入れるため、赤ちゃんにとっては大きなチャレンジ!
次に「楽しめる力」。AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」の歌詞の中に「♪ツキを呼ぶには笑顔を見せること♪」の一節があります。言葉以外の表情、姿勢、しぐさ、という要素が将来重要になります。無理なく、自然に身につく幼児期での親の行動がカギとなります。とりわけ笑顔は、ツキも呼ぶが、周りを癒やす太陽の役割を果たします。
「楽しめる力」は「できる」に集約されます。歌える、楽器が弾ける、絵が描ける、サッカーができる…。わが子の「できる」を記録するだけでも親の意識が変わります。今からでもできる「わが子のチャレンジを応援する周りのチャレンジ」の一つです。

(どんちゃか・理英会教室長、エマールみどり)