理究の哲学(エンジン)

プロローグ

ツッコミを入れる

AとBの関係を考えるには、―
AのこともBのことも知らなければなりません。
対象を認知して、理解することから始まります。

人があるところ「占い」があります。
夢占い、姓名判断、手相・顔相、風水、タロット、トランプ・・・・・・
「占い」は、時代、民族、国家を超えて普遍のようです。
学生時代に、四柱推命や星座占い、血液型相性が流行りました。

40年前のことです。
『牡羊座と獅子座と射手座は相性が良いんだって』
『米田君、獅子座でしょ?』なんて言われたことがあります。
かわいい女子大生でした。

ちなみに彼女は射手座で、僕は獅子座。え? え? ということは?
「へぇ~そうなんだ」(当時、星座名に関しても全くの無知状態)と生返事をした記憶が微かにあります。
今から考えると彼女は僕に気があったのかなぁ。今更遅すぎます。

私は、とにかく鈍感極まりない青年で、脳が全く活性化されていませんでした。
まぁ、雑談レベル、話題提供レベルならば楽しい時間です。

ただ、それが占いのように
「○○座の人とは相性が悪いので、できるだけ避けるように」
「○○座の人とお付き合いするのがいいでしょう」
というような段階になると
「え? なんで?」とツッコミを入れたくなります。

「星座で性格が異なる?」
「俺とアイツは同じ星座だけどずいぶん違うぜ」
そのツッコミの連続が「考える」糸口になります。

どんどんツッコミを入れて、また自問自答していく。
そのことが、物事の“本質”を捉えていくことに繋がります。

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