理究の言魂(ことだま)

NO7 【学び手】への3つの鉄則

この鉄則は、【学び手】視線で考えるって事だよ

1.【学び手】を知る…個人情報入手とアップデートは必須行動
2.【学び手】にコミットする…説明責任と説明能力を磨け
3.【学び手】は常に正しい…他者原因論の罠(わな)に気をつけろ

ソクラテスは、「大工と話をする時には大工の言葉を使え」と説いたそうです。受け手の言葉を使えば、受け手の懐に飛び込むことができる。それは相手の土俵に乗ることを意味するのでしょう。円滑なコミュニケーションが成立しやすくなり、関係が良好になる、ということを示唆しています。
“郷に入っては郷に従え”ということわざも、ソクラテスの主張と同じと考えてもいい。これを“人間関係構築能力 ”と呼びましょう。
【学び手への鉄則】を説明する前に、この能力に関しての、心得、技について触れておきます。

先ずは、相手との距離や、パーソナルススペース(個人空間)を意識することです。友人など親しい人ならば半径50㎝~1mのゾーンはOKとされています。恋人同士ならば、0㎝でしょうか(笑)教師と生徒、上司と部下などは半径1m~3mが社会的ゾーンとされています。信頼関係ができるまでは、近すぎず遠すぎない距離感覚ですね。
次に、相手との心理的な壁を作らないこと。う~ん、距離感覚を保ちつつ、心理的な壁を作らない?・・・抽象的な表現で難しいですよね。2つの例を挙げてみます。

1つ目。
あなたは精神的肉体的に疲労することを何といいますか?
『ああ、つかれたぁ~』『わぁ~大変だったね』とか言うんじゃありませんか。関西系ならば『あ、しんどい』でしょうか。
私の故郷では老若男女、「疲れた」ことを『ごしてぇ』と言います。
どんな美男美女でも(男性らしい、女性らしい言い方はあるが)、方言として使います。
『いやぁ、ごしてぇなぁ~』『ごしてぇずら~』とか『いやいや、ごしたかったわねぇ~』と。
このように言えば、地元民として受け入れられます(笑)
もしも私の田舎で『つかれた』と標準語を使えば・・・「あれ?あれ?」と瞬間的にスウィッチが入り、コミュニケーションが微妙に変わる壁が、ピシッと張られる感じになります。“ことば”は地元民(仲間)か、そうでないか(部外者)かを峻別するリトマス紙なのです。私の地元では『ごしてぇなぁ~』と言えば、仲間になれるのです(笑)

2つ目。
横浜ベイスターズのラミレス監督が退任しました。彼は、南米ベネゼエラ出身の大リーガーです。来日して現役時代各チームでも活躍。もう20年近く日本で暮らし、帰化もしています。特徴的な愛嬌を感じる容貌と明るい性格はファンを掴んでいるようでした。ただ、残念なのが、彼はインタビューで日本語を話さないことです。
なぜだろう?と不思議に思い、ついには私の中に妄想が・・・横浜スタジアムで、監督の勝利談話『ボクハ、シュウマイ 大シュキ ジャン!』なんて言ってくれたらハマッコは大喜びだぜぇと、密かに・・・(汗笑い)
間違ってもいい、片言でもいい、そうすればもっと選手、コーチ、そしてマスメディア、ファンからもっと信任を得られたような気がします。
“習うより慣れろ”“朱に交われば赤くなる”・・・
う~ん、プロ球団ですからファン心理を大事にすべし!ファンは盛り上がるために球場に行っているんだ!親会社のDeNAフロントの演出が足りない!
あらら、脱線しました(泣)

冒頭でのソクラテスの名言の含蓄は、①相手と同じ目線 ②同じ土俵に乗る ③相手の真似をする とも考えられます。

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