理究の言魂(ことだま)

NO9 行動原則 3つのステップ

行動原則の底流
行動原則1(Basic)・行動原則2(Rookie)・行動原則3(Advance)

行動原則の底流

「ドラマ 半沢直樹2」銀行の頭取はどうして?

テレビドラマを見ていない人には、申し訳ない。少々お付き合いを。
「倍返し」で一世風靡を起こした「半沢直樹1」。残念ながら、シリーズ1は、見逃している(泣)よって、「半沢直樹2」をVTR録画予約。
いやぁ、毎回楽しめました。大和田常務の(香川照之)「お・し・ま・い・です(death)」の首切りポーズに爆笑し、多くの歌舞伎役者の演技力に半端ない底力と魅力を感じました。
最終回は、半沢直樹ではなく、中野渡頭取(北大路欣也)に注目。組織のトップが、なぜこんな行動をするのだろう、どうしてあんな発言をしたのだろうと、「人間の行動」という視点で見ていました。
ドラマや映画を見る面白さの1つに、脚本家との対話がある、と感じています。「ほほー、こう演技させるんだ」とか「いやいや今のは・・・無理があるんじゃねぇ?」とか、「この場面でそのセリフはないだろう」とかツッコミを入れる。家族にとっては、いささか、うるさい観客です(笑)。
中野渡頭取(北大路欣也)が、東京中央銀行の存続をかけて、「不正融資」に立ち向かう。自分や銀行のリスク冒してまでも、なぜそのような行動を取ったのでしょうか。動機、原因、要因は何かということです。

・ 不正融資の責任をとり自死した元副頭取の無念を晴らすため。
・ 過去の不正融資を解明することで、硬直した銀行内融和を図るため。
・ 誰かが不正融資を止めなければならない。

1番目は、恩に報いる、義を果たすための行動要因。
2番目、3番目は、頭取としての自分の責任を果たす行動要因。
普通に見ていての普通の解釈です。ここまでは人気テレビ番組「水戸黄門」と同じ。
私は、もう1つの動機を推察しました(はい、楽しみました)。
それは、小料理屋の女将(井川遥)の存在。何と彼女は元銀行員で、副頭取の死に直面し、中野渡頭取の元部下だった事が最終回で判明します。このあたりが脚本家(池井戸潤)の手の込んだやり口(笑)。

中野渡頭取と女将の関係は、

・ 責任を取って自殺した元副頭取を慕った仲間
・ 遺恨を晴らそうとした戦友
・ もしかしたら、互いに引き合っていた関係なのではないか。上司と部下という関係を超越した-互いに特別な存在なのです(これは、肉体関係があったことを意味しません)。

それゆえ、頭取は、男のメンツ、人間としての理性と存在価値をかけて勝負に出たのです。もちろん、勝手な想像です(汗笑)。
頭取は、半沢直樹(堺雅人)や大和田(香川照之)の働きで、目的を達成しました。自分の“意志で選択した行動”に揺るぎは全くありません。
脚本家は、このドラマの中で銀行のトップである頭取にギリギリの行動を取らせています。「行動をする」には、動機が必要です。脚本家は、女将
をチラつかせて-そのためには「井川遥」のような包容力のある魅力的な女優をキャストにし、私のような視聴者を惑わせたかもしれません(笑)

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