理究の言魂(ことだま)

NO12-2 キ--教本・教材・教具

1995年に、理究Gの1つとして、教材・教具の企画・制作・販売専門部門(株)発達教育研究会を設立しました。経緯は様々ありますが「教材制作の熟練部隊」があれば、
① 自分たちの発想を生かすことができる
② コンテンツを縦横無尽に創意工夫し、編集もできる
③ 教室現場と共同で知識やアイデア、情報を蓄積できる
④ 品質の担保は自己責任で行うことができる
⑤ 何より、原価を抑えることができる・・・

「熟練制作部隊」は、必ず必要になる、大きな武器になるという予見はありました。必ずしも確信ではなく、偶然が背中を押してくれました。
創業当時は、教室現場の講師(=指導者=私たち)が教材制作もやっていました。他社の教材をコピーし、切り貼りなども横行していました。昭和時代“著作権侵害”という認識は世間同様に薄く、スルー(汗)。おおらかと言えば聞こえはいいのですが、言い訳が利かない違法行為(泣)。
1986年にユニ・チャームさんとの契約時にすべてクリアさせました。

学習塾部門を設立した当初、“塾教材専門業者”の存在を知らず、すべて手作りで開発していきました。資金はなくても時間はあります(汗笑)生徒たちの顔をイメージしながらの創作・制作活動は・・・楽しいものです。
“生徒の為”に教材を作らなければなりません。“誰かの為”に何かをするというのは、多くの人が経験しているように不思議なエネルギーを創出するものです。
スタートは集団個別形態だったので、生徒一人ひとりの能力を把握した上で準備していました。集団型教室の展開を積極的に始めてから、「塾教材」を使用するようになりました。「塾教材」が便利であることは否定しません。ミス誤植はほとんどなく、面倒な作業から解放されます。授業や進学指導に特化できるというメリットがあります。ただ、残念ながら教務活動での自由度は減少し、そのことで“指導に対する情熱”までもが下火になるような気になるのです。
今では原点回帰ということで、できる限りグループ会社で協力しながら教材開発しています。自分たちが納得するようなカリキュラムを追究していくと、自ずと教材もオリジナルなものになっていきます。それは、“食”を追究すると、食材まで関心が向くのと同じではないかと感じています。

カ(=カリキュラム)とキ(=教本・教材・教具)は一心同体的の関係です。文科省が定めた学習指導要領を研究すると同時に、検定教科書も比較検討しなければなりません。
目の前の児童・生徒の学習能力も様々です。1種類の1つの教科書やドリルで事足りると考える方が不合理。実体に合わせた「最適化学習」をするには、データに基づいた独自のカリキュラム作り、テキスト作りが必要だと考えています。
カリキュラムや学習プログラムを実践していく時に使うツールが「教材・教具」。幼児用に開発した「おはなし先生」、「ばっちりくんドリル」、「全国国立小学校入試対策シリーズ」などは、全国の幼児教室や有名書店で販売しています。

[ばっちりくんドリル]

[全国国立小学校入試対策シリーズ]

教材制作・販売で一番大切にしていることは品質管理。デミング (W.E.Deming)が示した 設計(Plan)―製造(Do)―検査・販売(See)―調査・サービス(Check)という“品質管理サークル”を発展させた、設計(Desigh)―生産(Production)― 販売(Sales)―市場調査(Research)を基本的な考え方に基づいて行っています。

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