理究の言魂(ことだま)

NO12-5 コ--講師=マンパワー(保育士、栄養士、主任・副主任、事務方)

毎日 コうしよう、コうすれば、んなふうに、んどこそは・・・と、考える人たち。幼児・児童・生徒たちを見守りお世話する人すべて、と広範囲に考えて下さい。
つまり、“人生の先輩”としてあなたは存在しています。たとえ直接指導することがなくても、その生活・教育・鍛錬空間を構成する一員。時には子ども達の視界に入り、間接的な接触は頻繁にあるでしょう。あなたは教育環境を支えるマンパワーなのです(笑)
指導者(=講師)に関しては、ク=クラス・マネージメントを直接担うマンパワー。児童・生徒たちへの影響は構成員の中でも一番強くなるでしょう。よって、講師行動原則(=NO9)として記してあるので、再度確認をして下さい。
ここでは「学びの3原則」について触れましょう。

1は、動機づけ=モチベーション=やる気
“好きこそものの上手なれ”
・・・学習を始める前から、好きな教科、得意な領域があるならば、塾通いは相当なアドバンテージです。その気ではない生徒をその気にさせることからスタートするには、仕掛けや工夫が必要です。
幼児教育部門では、幼児をその気にさせるプロセス“学習の必然化”(教育心理学的には動機付けですが、より強烈なイメージ)と呼んでいます。
男性は、優しい女性や美人な女性インストラクターというだけでやる気になったりします。まぁ、言わば、男性とは下等なのです(笑)別な言葉で言えば、単純でかわいい(汗)ただ、「美人は三日であきる」というように、普通は長く続きません。ときどき続くことも(笑)
楽しい授業、わかる授業、褒めてくれる授業、自分を認めてくれる授業・・・が、やる気を高める要因です。成績上位の生徒は、知的好奇心をくすぐる仕掛けが動機づけとなります。ただ、何といっても「できるようになること・成績がアップすること」です。なので、私たちは児童・生徒が「できる」ようになるために『カ行』(カ・キ・ク・ケ・コ)に磨きをかけるのです。

2は、学習のデザイン
指導者として、この「学習デザイン」を描くことは醍醐味の1つ。学習導内容・方法を児童・生徒たちに1週間単位、1ヶ月、3ヶ月、1年間の短・中・長期にどう配列し、学習の進め方も提示し、目標設定する。さらにそれを児童・生徒に納得させていくツール、学習デザイン=設計図と定義付けしています。この学習デザイン=設計図は、カリキュラム、シラバス、学習メニュー、プログラム、指導書、などいろいろな名前で呼ばれています。
学習のデザインは、学年ごとの一応の目安がありますが、最終的には、個々に応じたものが求められます。デザインのポイントは、2つ。
① 途中関門とゴール設定。受験カリキュラムならば、“合格できる”がゴール。
② 指導者主体ではなく、児童・生徒側の視点に立脚した「学習デザイン」の構築。学習するのは、子どもです。なので、納得させる、意思を確認しながら進めるためのメニュー。

再三指摘してきたように、学習指導要領の改訂により、学校の授業内容が変わります。「GIGAスクール構想」により、指導方法や授業展開、児童・生徒の勉強の仕方にも影響が出てきます。すでに公立中高一貫入試では先んじていまが、「大学入試共通テスト」の傾向は、今後、高校入試、中学入試の出題内容・方法にインパクトを及ぼします。
Qゼミ高等部では、受験生ひとりひとりの「合格デザインシート」を模索し、立案しながら、伴走者としての役割を担っています。が、まだまだ改善の余地はあります。小学校受験部、中学受験部、高校受験部でもお客様の要望にお応えできる「合格デザインシート」作成&改善に取り組む段階に来ています。

3は、反復練習
実力をつけさせるための重要な要素。誰でも必要性は感じています。「繰り返しやりなさい」と多くの指導者は言う。では、「どれぐらい?」というと「個人差がある」と答えます。「では、目安は?」に、「そうですね。出来るまで」と答えます。
間違ってはいません。が、不満は残る。不満があるところに、工夫をするチャンスが生じます
発達段階に応じた「反復の仕方」に磨きをかけるのも一考。「反復練習」の敵は、飽きること。つまらなくなることです。「反復練習」のバリエーション、ゲーム化、記録化、表彰制度、・・・上手な先生は、「反復練習」を限られた時間の中で上手に組み入れ、子どもたちの気持ちを考えながら指導しています。昔の学校のように、「この漢字を100回書いてきなさい!」では、意欲的になれないでしょう。
宮本武蔵の五輪書の中に、「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす。能能吟味あるべきもの也」とあります。
反復とは、まさに日々の稽古のこと。鍛錬とは厳しいものです。

上記の1、動機付け 2、学習デザイン 3、反復練習の3セットを【学びの3原則】と定義付けします。学びを前進、推進させる要素と考えてください。
宮本武蔵の箴言を、プロとして具体的な日々の「授業案=学習プログラム=インストラクターノート」という有形なものにしていきましょう。あなたが演出する“1時間の授業”が未来を作るのです。「授業案=学習プログラム=インストラクターノート」は、創造物であり、作品なのです。
作品づくりこそ腕の見せ所。「気づき」を形にするのです。それは、保育士、栄養士、事務方、講師など幼児・児童・生徒を取り巻くすべてのマンパワーに当てはまる。少しでも改善された、扱いやすく、皆から喜ばれる“作品”を作る姿勢が未来を拓いていくと信じています。

『カ行』教育活用は、冒頭でも触れたように、“カ・キ・ク・ケ・コ+3ボ・カ・カ・ジョウ”というフレームワークです。
次項に紹介する社員の巻頭言は、3ボ(さんぼ)=生徒集、講師集、父会の中の「父母会」に纏わるエピソードです。

「なるほどー。そうなんだなぁ。」
2019.07 幼児教育事業部 運営要項 巻頭言 佐藤 康介

6月、元町校で「受験情報父母会」を、理究からの情報としてお話させていただきました。佐藤は赤坂じゃんぷ先生が大船校で話してくれた内容を引き継ぎ、対応しました。

さくら、プレ年少、年少、年中クラスをまわり小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験それぞれの特徴や概要を合計20~30 分で伝え「詰まるところどの学年も本番力・総合力。受験準備を幼児期から行うことは先の受験を見据えた上でも大変に意義深い。現在、理英会にお通いくださっているというその選択に、どうぞ自信を持ち、ご安心とご期待の上お通いください。」と、結んでいるものです。
数件実施したうえで、この父母会は情報提供でお客様にご安心いただくのみならず、幼児教育事業部を超えた「理究」としての厚みをPR することにも繋がったと強く感じました。

というのも、この場を通じて「なるほどー。そうなんだなぁ。」としみじみ思ったことがあります。

想像以上に親御様が興味津々で聞いていたり、目を丸くしていたり、中にはさくら・プレ年少にも関わらずわが子をよそに熱心にメモを取っている方もいらっしゃいました。
講師の先生方の感想で納得したのですが、「小学校受験から大学受験までを全て知っている人は少ない。自身が学生ないし親として関わった道しか知らない。だから非常に興味深かった。まとまったものを聞いたことはなかった。」というようなお声を複数いただきました(ご感想をくださった先生方、ありがとうございます)。

なるほどー、そうなんだなぁ。そう言われてみれば、そりゃそうだよなぁ。
14年近く理究に勤めた中で、どこか受験情報概要を自分の中で「常識扱い」しすぎていたのだと知りました。

お客様にご提供できる面は確たる自信を持ち、不十分な部分は勉強を続け、ますますプロ意識を持ってまい進していきたいと、改めて思いました。
過去、自身を育ててもらった当事の個別PJ 大受PJ・高校受験部という環境と現在、自身を成長させ続けてもらっている幼児教育事業部という環境へ改めて感謝を申し上げます。

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