理究の言魂(ことだま)

NO13 サ行経営活用Ver2.0

少々 強引な解釈ですが・・・下記の図柄がアルファベットのアイ(I)に見えませんか?経営って、アイ=愛=仁がないと成立しないと思っています(汗)

起業してからの生存率

いよいよ最終章です。先ずは、下記の問いを考えてみて下さい。

【問】起業して10年後の企業生存率はどれくらい?

100人が会社を設立して、10年後に何社が生き残っているか、という問題です。例えば、35歳で創業・独立して、45歳の時はどうなっているの?ってことです。
「自分で勝負してみたい」「一国一城の主になりたい」「自分の希望・理想を追究したい」「金儲けしたい」「自分の思うように経営したい」・・・。起業の動機は様々。夢を描き、チャレンジする姿は微笑ましくもあり、勇ましくも感じます。最近では、起業を支援する会社もチラホラ目立つようになりました。

さて、問いの答えを想像してみましょう・・・90%?60%?30%?
実は、正確な回答としては・・・「不明」というのが正解です(笑)ネットでも情報が氾濫していますが、データが定かでないので「不明」。

経営セミナーなどでは「10年後には6%~10%(10社に一社以下)しか生き残らない」と力説する講演者も見かけます。ただし、大本のデータを示した人に出会ったことはありません。よって、1つの“都市伝説”と考えた方がいいでしょう。データがないのに、実しやかに言われるのは、何かの意図・パワーが作用している-例えば、起業は厳しいから専門的なコンサルタントが必要-と思った方がいい。
ただ、起業する青年に「現実は厳しい」ということを理解させ、それでも立ち向かう「覚悟」を持たせるには役立つ情報かもしれません。

私は、起業家を目指した青年・壮年を数十名(先輩、仲間、後輩)見てきました。残念ながら多く者は数年で散っています。“散る”という表現はオーバーではありません。一家離散や自己破産も見てきました。それ以上悲惨な運命を選択する者もいました。私の感覚では「10年で1社」というのも満更ウソではないかも・・・。20年存在し続けるとなると、さらに厳しい数字が出てくるでしょう。
しかし、起業を目指す青年の志が、「何としてもやり抜きたい」という、全国大会(野球でいえば甲子園)を目指す高校生と同じと考えれば、それほどハードルは高くはありません。神奈川県や愛知県の高校では、およそ180校に1校しか甲子園に出場できない狭き門。しかも高校3年生は1年の勝負です。全国大会出場の確率と比較すれば、起業生存率は、気が楽な数字に見えてきませんか(笑)
ただし、高校生の部活(アマチュア)と会社経営の違いは、「お金」が絡むことです。好きな事だけ、楽しい事だけ、夢中になれる事だけ追い求める部活とは決定的な違いがあります。

「お金」が事業・企業の生命線。日本の金融機関は、いまだに“個人保証”という悪癖を零細企業や中小企業の経営者に課しています。失敗した経営者は、「自分の命」と引き換えに「責任」をとる環境に置かれています。ぼーっとしていると、“火傷”では済まされない事態になります。
計算=「お金」を甘く見ていると経営はできません。

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