理究の言魂(ことだま)

NO7-1 鉄則1 【学び手】を知る
~個人情報入手とアップデートは必須行動~

「学び手を知る?」
「自分の受け持ちの生徒でしょう? 当然知っています」
という声が聞こえそうです。

本当ですか?
氏名、生年月日、体験日、入会理由、〇〇小学校など“お客様シート”(個人カルテ)に書かれていることは当然です。
“お客様シート”(個人カルテ)は、【学び手】を知るための大事な基本ツール(勿論守秘義務がある)大事な情報。すべての始まりです。第一段階。キチンと記入されていない??・・・それは問題外(顔を洗って出直してこい!)ですね(笑)。

【学び手】は生徒だけとは限りません。父母会では保護者であり、研修では学生さんや新人スタッフです。スタッフとは18歳~60歳以上まで多岐にわたります。理究キッズでは、70歳以上のスタッフも大勢います。健康に問題なく、スキルがあり、何より仕事が好きであるならば、大歓迎。多くの方に勤務可能な労務環境の仕組みを構築しています(現在 進行中)。

“【学び手】を知る”は、講師指導原則の1つ「能力把握の原則」と部分的に重複します。それよりもっと広範囲の概念です。
たとえば、

・その生徒は、今までにどんなことを学習していますか?
・どんなことに興味をもっているのですか?習い事はしているのかな?
・その生徒の入会時期の能力診断(入会テスト)はしていますか?
・入会動機は何ですか?受験?学力補強?
・その生徒の得意な分野をさらに伸ばしていますか?
・その生徒の不得意分野は補強されていますか?
・どのような手順でしていますか?そのことを父母に伝えていますか?
・その生徒は保護者からどんな評価をされていますか?
・難しすぎて、躓いていませんか?・簡単すぎて飽きていませんか?
・その生徒は、教え方や教材に不満を持っていませんか?
・塾の中に仲の良い友達はいますか?学校の友達は?

学習塾部門では、ALE(Assessment of Learning Environment)=学習環境調査を入会時に実施しています。親子関係や家庭学習環境などの情報を入会後の学習に役立てようとしています。残念ながら、このシート自体がアナログなため情報集積の継続や分析、活用まで至っていません(泣)。しかし、継続的に責任を持って指導していくためには、家庭との情報交換や協力体制の仕組みづくりは欠かせません。ALEのデジタル化も2021年の課題。

各部門では、上記のテーマに対し、すでに着手している項目と未着な項目があるでしょうね。着手していても充分とはいえないものも数多くあるでしょう。相当難題も含まれており、簡単に実行できない項目もあるでしょう。
“【学び手】を知る?”“え!大袈裟だなぁ。知らなくても今までやってきたじゃん。だからそんなに神経質にならなくても・・・・”と、考える人はいるかもしれませんね。“まぁ、そうね。最低限知ればいいじゃん”とも。
うん、確かに・・・。では聞きますよ。その最低限というのは何でしょうか?各事業部で、その基準を示すことができますか?

【学び手】を知る基準です。ここまでは知らなければならぬ!ってものです。あらためて問われると少々戸惑いませんか?
【学び手】を知らなければ、次項の「【学び手】にコミットする」はできません。学び手である新人スタッフの能力、個性を知った上で研修していけば、最短時間で育成も可能になるでしょう。加えて、【学び手】を深く知ることで、あなたは相手にとって掛け替えのない存在になっていくのです。
「一人一人を大切にする」とは、先ずは知ること。その方法をじっくり練ることです。そして、“個人カルテ”や“情報ファイル”を通じて【学び手】を知るならば、定期的に更新し、バージョンアップすることです。あなたの感性を生かして欲しいのです。そして、皆で共有化し合いましょう。

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